皆さまご機嫌いかがでいらっしゃいますか?
5月末にポタリーツアーで英国を訪れました。帰国してからあっという間に2ケ月が過ぎてしまいました。
たくさんの楽しかった出会いや笑いを忘れないうちにレポートを書きますね。
毎日少しずつ報告いたしますのでどうぞお楽しみに。
2013年7月19日 荻野洋子
今回の旅の拠点はLondonの南の Wimbledon Village (ウィンブルドンヴィレッジ)です。 |
こちらのHomefield Road7番地の 友人を訪ねました。 |
Anne & Richardが今回のホストファミリーです。 Richardはアンティークの修復の 仕事をなさっています。 アンティークに関する彼の豊富な知識には とても勉強をさせられます。 |
イギリスのUpper Middle Classの家のリビングルーム。 ほとんどの家具は家族が代々引き継いできた ものとのことです。 |
私が今回滞在したのはAnneの 友人のJocelynの家。 ブルーのドアが目印です。 |
Jocelynは一人暮らしです。 女性同士すっかり仲良しになってしまい おしゃべりが尽きませんでした。 |
小さいけれど清潔で居心地のよいベッドルームを 用意してくれました。 お庭に面しているので朝は鳥の声で目覚めます。 |
コンパクトにまとまったバスルーム。 日本の味気ないユニットバスと異なり イギリスのバスルームはお部屋と同じ。 インテリアセンスが光っています。 |
5月末なのに今年のイギリスは寒く到着した日は 最高気温が10度でした。 でも早速ウィンブルドンヴィレッジ探検に出かけました。 写真はハイストリートです。 |
かっこいいお花屋さん。 気温は冬なのに春の花がいっぱいです。 |
こちらのカフェで朝ご飯をいただきました。 イギリスのお店が素敵なのは 看板が上品だからですね。 |
スモークサーモンのプレートとカプチーノで ¥1800でした。 昨年消費税が20%になって以来 物価が急上昇しました。 Londonは東京より高い街です。 |
ヴィレッジは小高い丘の上に位置しています。 ヴィレッジの中心から坂道が始まり 歩いて10分ほどでウィンブルドンタウンへ。 |
坂道の両サイドは広い歩道です。 私が住む鎌倉山は歩道が無く歩行者は ぼんやりしていると車にぶつかりそうに なるのでこんなに ゆったり歩けるのは嬉しいですね。 |
広い歩道の途中にはお洒落なベンチが 何気なく置かれています。 この何気なさが英国の豊かさを表現しています。 |
坂道をどんどん下っていくと街並みが にぎやかになってきました。 赤レンガのビクトリア時代の建物が並んでいます。 |
タウンのはずれの図書館ではツーリストのための ウィンブルドンマップを無料でコピーして手渡してくれます。 早速頂きに立ち寄りました。 こちらもビクトリア時代の赤レンガの建物です。 先日友人のAnneが近い将来にこの建物を取り壊し 大きな規模のものに建て替えるプランがあると嘆いておりました。 もっとお店やカフェを入れて商業ビルにするとのことです。 古いものを大切にするイギリス人にとっては 許せない行為でしょうが経済活性化のためには やむを得ないのでしょうか。 |
図書館内部は天井のトップライトからの日が入る 明るく広々とした空間になっています。 だれでも好きな本を 好きなだけ閲覧できます。 |
コーナーごとにしつらえられた椅子も 座り心地が よく来館者にやさしい図書館ですね。 ここが建て替えられるのは本当に残念です。 |
坂を下りきるとウィンブルドン駅に到着です。 電車の便が良くロンドン中心部へも 多数の路線を使って出られます。 |
ウィンブルドン散策の翌日ヒースロー空港まで先発隊の沼上明子さんをお迎えに行き彼女とともに友人のMrs. Sarah Stangroom宅へ参りました。
沼上さんは今日から3日間をSarahの家で過ごします。
一昨年前にSarahが来日したとき以来、 沼上さんとは交流が続いていました。 インテリアからファッションに至るまで お話が弾みます。 |
翌日は生憎のお天気でしたが コッツウォルズの村々を抜けて バースへ行ってみることにしました。 途中の村のマーケットに寄ってみました。 |
週に1度のマーケットディは 地元の人たちのお買いもの日です。 日用雑貨から地元産の食材までずらりと並ぶので 見ていて飽きません。 雨でもたくさんの人たちが集まっています。 |
バースはコッツウォルズのはずれに位置する 美しい街です。 ライムストーンの街並みはここを訪れる人たちを 魅了します。ビ クトリア時代以前のジョージアン時代の建築物で 有名です。 |
ハイストーリートのお花屋さん。 路面に花があふれていました。 |
お花屋さんの隣はHighgrove(ハイグローブ)ショップ。 チャールズ皇太子のお店です。 彼の紋章が目を引きますね。 |
こちらはWaitroseというスーパーマーケット 直営のカフェ。 セルフサービスの簡単な喫茶なのに 食事もスウィーツも美味しくお薦めです。 |
私達も早速お茶を頂きました。 今日のスープはキャロットとオニオン。 大きなパンといっしょでお腹がいっぱいになります。 |
翌朝沼上さんと別れて後発隊のツアーメンバーをヒースローにお迎えに参りました。
ウィンブルドンのMrs. Rooney宅で 朝ご飯を頂きこれから高速道路を 北へ向かい沼上さん Leamington(レミントン)で合流します。 |
コッツウォルズのはずれのレミントンは バースと同じジョージアン調のエレガントな街。 バースのようにスパで栄えていました。 |
レミントンはショッピングにも最適です。 小さな街ですが豊なエリアのせいかロンドンの ブランドショップが軒を並べています。 |
こちらのフラワーショップで沼上さんが フラワーアレンジメントの セミナーを受けました。 Sarah Horneはチェルシーフワラーショウで賞を取った フローリストです。 お店も彼女のセンスの良さがあふれています。 |
コッツウォルズは何度訪れても 厭きないエリアです。 はちみつ色の小さな村々を通り過ぎ 最初にSnowhill(スノーヒル)へ寄りました。 |
5月末なのに気温は冬。 例年ならバラが蕾をつける季節なのに まだ何も咲いていません。 でもグリーンが美しくてイギリスは 国中が公園のようだなと感心します。 |
清重さんのポタリーツアーへの参加は2回目です。 前回も旅のあとで美しい写真集を作ってくれました。 |
Snowhillは映画ブリジットジョーンズダイアリーの 舞台になった村です。 写真の教会も登場します。 |
村の近くに有名なラベンダーファームがあると 聞いて行ってみました。 私達が訪ねた日は5月31日。 6月1日からオープンとなっていました。。。 |
地平線まで続くラベンダー畑では まだ花は咲いておりませんでした。 ファームの人曰く今年は 1ケ月半くらい遅いそうです。 |
代わりにこんなに可愛いクレマティスを 見つけました。 ラベンダーファームの石垣に張り付いていました。 |
ホースチェストナッツの木の下でくつろぐ羊たち。 幸せそうです。 |
スノーヒルから車で15分ほどで コッツウォルズの有名な街、Broadway(ブロードウェイ)に 到着しました。 この窓のウィンドウボックスは いつも違うお花が植えられています。 前回拝見したときはシルバー系の花が 風に揺れていました。 |
ようやくお天気になり気温も上がりました。 アイスクリーム屋さんの姿も見られます。 |
ブロードウェイのお洒落なデリ。 こちらでお昼のサンドイッチを作ってもらいました。 |
ハムもチーズも自家製です。 |
これからコッツウォルズの村のひとつ、Beckfordに住む日本人イラストレーターのささきひとみさんを訪ねます。
コッツウォルズのはずれの小さな村、 Beckford在住のささきひとみさんと パートナーのマーティン氏です。 ふたりが住むDalton Houseは昔 私の友人の大叔母さんが一族で 住んでいた家でした。 築400年のファームハウスを 二人のセンスで素敵にリフォームされました。 |
玄関ホールを入るとすぐ 大きな暖炉が出迎えてくれます。 ここはきっと昔は家族がくつろいだ キッチンだったのしょう。 今はお洒落なディスプレイコーナー になっています。 |
ひとみさんのキッチンは ジャンクスタイルの洋書にででくるような ユニークで楽しいキッチンです。 とても広くて明るいので家族は いつもここに集まっているようです。 |
前日、沼上さんと清重さんが受けた クッキングセミナーで作ったスコーンを お土産にお持ちしました。 早速温めて皆でいただきました。 何気なくアンティークウッドの カッティングボードにスコーンを載せて 下さるところはさすがにセンスが 良いなと感心しました。 |
ひとみさんの家は400年の間に たくさんの人々が住みその都度好みに合わせて リフォームをされていました。 クローゼットの奥から現れた壁紙は ウィリアムモリスのオリジナルの ウォールペーパーだそうです。 モリスはこのグリーンを出すために 絵具にヒ素を混入させていたことが 最近の研究でわかりました。 見せて頂いたときにマーティン氏から 触ると躰に毒だから 触らないようにと注意を受けました。 |
ひとみさんはイラストレーターであると 同時にプロのアンティークディーラー でもあります。 彼女のクロスのコレクションを見せて いただきました。 どれもレアなものばかり。 |
パートナーのマーティン氏も アンティークに詳しい方です。 お茶の後で私達にレクチャーを してくださいました。 |
ひとみさんの住むDalton Houseの 前は村の教会です。 ちょっと歩いてみることにしました。 |
村の中心に必ずある教会。 村に住む人々が生まれてから亡くなるまで ずっとかかわってくれます。 |
訪れた日は土曜日でした。 翌日にはこの教会で結婚式が行われるとの事。 村の人たちがボランティアでお掃除や飾り付けをしておりました。 |
教会の内部もすっかりきれいに なっていました。 明日このカーペットの上を 花嫁さんが歩きます。 |
ゴシック建築のシンプルな教会です。 灯りを取るための窓のステンドガラスも この教会にふさわしい素朴で上品なものでした。 窓台まで明日のためのお花が飾られています。 |
入口近くに置かれた鉢にももりもりにお花が ディスプレイされていました。 よく見ると特別珍しい花はないのに 植え込み方と色の配色が素晴らしく 村人たちのセンスの良さを実感しました。 |
きっと自宅から持ってきてくれたのだろうと 想像がつくアンティークのバケツやジョーロ。 この中にこれもまた家の庭から取ってきてくれた のだろうなと思われるローズマリーやラベンダーが ばさっと入っていました。 ショップディスプレのようにお洒落でした。 村中の人々が祝福してくれる手作り結婚式。 どうぞいついつまでもお幸せに。 |
表は結婚式の準備をしていましたが 裏には村人たちの墓地がありました。 こちらの墓地にイギリス人と結婚した 日本人女性のお墓があると聞きました。 |
墓地の隅にひっそりとプレートが設置されています。 英国人将校だったDavid Pugh氏と 日本女性の京さんのお墓です。 二人は大戦後の沖縄で出会い 数々の試練を超えて イギリスで暮らしました。 70年前のLove Storyに感動しました。 |
ひとみさんたちにお別れをし 今日の宿泊地、Chipping Norton へやってきました。 このホテルに滞在するのは2回目です。 ホテルのレストランも美味しくお薦めです。 |
お部屋は清潔で広いけれど ちょっと壁が薄いのか お隣の音が聞こえてしまいました。 |
ホテルの朝食はバッフェスタイルで 好きなものを好きなだけいただけます。 つい食べ過ぎてしまいます。 |
朝食後はホテルのラウンジで本日のスケジュールを確認。 近頃はどこへ行ってもWIFIが使えるのでインターネットで 色々な情報を無料でダウンロードできます。 旅をすることが便利になりました。 |
旅も前半が終わり明日から 後半のツアーが始まります。 毎日が楽しくてあっというまに日が過ぎていきます。 |
Chipping Nortonには有名な アンティークマーケットがあります。 早速皆で訪ねてみました。 |
私はこちらでお土産用のシルバースプーンや レースを購入しました。 軽くて小さいのでお土産に最適です。 |
Londonへ戻る途中でウィリアムモリスの家、 Kelmscott Manorへ立ち寄りました。 モリス一家がこよなく愛した美しい家は Oxford郊外の田舎の村のなかに佇んでいました。 |
ケント州のRed Houseから引っ越しモリスは 友人で画家のロセッティと共同で このマナーハウスを借ここを アーツ&クラフト運動を始め様々な 活動の拠点としました。 |
ウィリアムモリスの娘、メイモリスの遺言で 家も庭も当時のままの状態で保存されています。 正面玄関を入ると中は美術館になっており ボランティアの人々の案内で作品の 説明を受けられます。 |
Chipping Nortonのアンティークマーケットで 時間を使ってしまったためお昼ご飯が遅くなりました。 まず最初にお腹ごしらえをすることにしました。 |
クリームティを頼むと大きな スコーンにたっぷりのジャムや クロテッドクリームがつき濃いめの お茶といっしょにいただきます。 イギリスにいることを実感する一瞬です。 |
モリスはテキスタイルデザイナーとして有名ですが ガーデナーとしても活躍していました。 マナーハウスの入口近くに有名なドラゴンのトピアリーを発見。 |
レッドハウスでも見かけましたが ロマンチックなバラのアーチがありました。 今年は寒くてバラはまだ蕾もつけていませんでした。 |
イギリスの原種の花を愛した彼の庭は その後流行するコテージガーデンの原型を作りました。 |
バックガーデンも整理整頓がされていて ここを管理する人々の愛情が感じられました。 |
Morrisの庭に別れを告げてCotswoldsからLondonへ戻りました。翌朝は早起きをしてパリへ向かいます。
Londonの上野駅とひそかに呼んでいる St.Pancros駅から 大陸への電車が新幹線並みに出ています。 Channel Tunnelが開通してから イギリスはもう島国ではなくなりました。 |
パリの北駅までユーロスターで 2時間で到着します。 朝8時の電車に乗りました。 |
今日の朝ごはんは車中で。 毎日フルイングリッシュブレックファストを食べて いたので今日は軽いマフィンやフルーツで 済ませました。 |
パリの北駅の中でもユーロスター発着口は 明るいガラス張りの建物になっています。 たった1日の滞在なのでホテルも 北駅の真ん前のホテルにしました。 |
パリを訪ねた理由は ジベルニーのモネの庭を観に行くことでした。 前回訪れたときは7月だったので庭の色はピンクでしたが 今回はブルーとパープルの庭でした。 ガイドさん曰く、庭の色は月ごとに代わるそうです。 モネらしいなと感心しました。 |
早速道路を挟んだ反対側の日本庭園に スイレンの池を観に行きました。 スイレンは咲いていなかったけれど 有名な絵の通り水に映る葉陰や光が美しく 何度見ても感動します。 |
日曜日だったせいか観光客で大にぎわい。 歩くのも大変でした。 ジベルニーは小さな静かな村だったのに モネのおかげで観光地になりました。 |
モネの寝室の窓から見た彼の庭です。 季節毎に異なる色合いを持つ庭を眺めながら 美しい作品をたくさん残されたのですね。 |
パリに来たら地元の人々が集まる
ビストロでお食事をしたいという
リクエストを出したら出水さんの
友人のミン君が早速案内してくれました。ミン君。ベトナム系フランス人です。
交換留学生として日本に勉強に来たとき
出水家に滞在しました。
日本での楽しい思い出話をしてくれました。
礼儀正しくスマートな物腰に
すっかり魅了されました。出水さんと沼上さんはボランティアで
交換留学生のお世話をしております。
海外からの学生たちにとって
ホストファミリーはとても大切。
日本の印象の大半がファミリーの素敵さで
決まりますね。ミンくんお薦めのビストロ料理。
ブタの頭のお肉の煮込み料理だそうです。
コラーゲンたっぷり。ボリュームもすごくて
とても一人では食べきれない量でした。パリの朝。
バルコニーのアイアンの手摺で
ヨーロッパにいることを再確認しました。北駅の周辺はやはり庶民的な雰囲気でした。
早朝なのでまだ人通りは少なく静か。
パリの街をお掃除する清掃車だけが忙しそうでした。パリの朝食はやはりクロワッサンとカフェオレでしょうか。
イギリスのボリュームたっぷりの朝ごはんに
慣れてしまったのでちょっと物足りないけれど
パンの美味しさはやはりパリならではですね。夕刻のユーロスターの時間まで
パリの街を歩くことにしました。
パリの中心部は小さいので歩いてみることを
お薦めします。
すてきな発見があるはずです。
何度訪れてもユニークだなと感心する
ポンピドーセンター。
時間がなくて通り過ぎるだけだったけれど
次回はゆっくり訪ねたい場所のひとつです。ポンピドーセンターの近くの
リセ・ティルゴーは前フランス大統領
サルコジ氏がOBの高校です。
日本の高校生より大人びた雰囲気。
フランスの将来を担う若者たちです。パリは歩道が広くて歩きやすい街です。
カフェのテーブルや椅子が並び道行く人たちを
見ながらお茶やワインを楽しむ
人々の姿が見られます。
生活の豊かさは日常生活を楽しむ
時間のゆとりからきますね。パリにしては珍しいイギリス風サンドイッチやさん
を見つけました。
ブラウンブレッドで作られたサンドイッチは
イギリスならではと思ったら
やはりオーナーは英国人でした。
美味しいパンの秘訣は甘すぎないことだと
以前イギリスの友人に言われました。
本当に同感です。
ほどよい塩気が効いているので特別なソースが
なくてもサンドイッチは美味です。
夕刻のユーロスターでLondonへ戻ってきました。パリも素敵だけれどロンドンへ帰るとほっとします。
大忙しの楽しい旅もあと2日を残すだけになりました。
最後の1日をロンドンの中心部で過ごすことにしました。
リージェンシーの建築物が美しいリージェントストリート。 エリザベス女王の在位60年を祝う フラッグが目を引きました。 クイーンは国民に愛されていますね。 |
布や手芸用品を購入するのなら こちらのお店はお薦めです。 建物入口のお花屋さんが ウェルカムな雰囲気を伝えています。 |
イギリス人はお花を贈り合うことが好きなせいか お花屋さんのレベルがとても高いなと思います。 リバティーのお花屋さんの ディスプレイは勉強になります。 |
ボンドストリートからちょっと裏道に入ると有名な サザビーズの本社が現れました。 ちょうどオークションを開催している日だったのか 黒塗りの車からぞくぞくと紳士たちが 建物内に入って行かれました。 |
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こちらはピカデリーの フォートナム&メイソンズ本店です。 紅茶の専門店ですが近年はスィーツや雑貨なども扱う セレクトショップになりました。 このお店の良いところは世界でお店が こだけしかないことです。 王室御用達の紋章のついたショップエントランスには ドアマンが立ちお客様を中へ導いてくれます。 ここで働くひとたちが この店を誇りに思っていることが 立ち居振る舞いでわかります。 |
ロンドンにはお洒落なアーケードが いくつもあります。 このアーケードは有名で何度も 映画の撮影に使われています。 |
ロンドン最後の日を精力的に楽しむふたり。 アーケードの入口で案内をしているおじさんを バックに記念写真を撮りました。 |
リージェントストリートからオックスフォード ストリート界隈を 案内してくれる人力車(自転車付)。 赤い2階建てバスの間を軽快に走っていました。 ロンドン中心部へは渋滞回避のため 一般車の乗り入れが 禁止されているけれど人力車は排気ガスも 出さないから 歓迎されているのですね。 |
1日中歩き続け疲れましたね。 そろそろウィンブルドンへ戻りましょうか。 |
ウィンブルドン駅の改札をでると またお花屋さんを見つけました。 道行く人たちのなかでも男性が立ち止り花を 買う姿をよく見かけます。 花はいただいて一番うれしいギフトですね。 |
彼女がひとりでお店を切り盛りしていました。 私たちが頼んだブーケを手際よく作っています。 作りながらも他のお客様の相手をし 営業活動にも手を抜きません。 |
出来上がったブーケを厚めの 透明なセロファン で袋状に包みフラワーベース のようにしてから中に お水をどばっと入れました。 |
ブーケを厚手のシックな紙袋にいれて 手渡されました。 注文してから出来上がりまで3分程。 カラーペーパーもリボンも使わず 今までのどれよりもお洒落な仕上がりでした。 |
友人のMrs. Rooney宅のダイニングルームに 飾ってもらいました。 この日はMr&Mrs.Rooneyの結婚記念日とのこと。 モノトーンで無機質なマントルピースの上に グリーンが入ると景色が変わりました。 花はインテリアの引き立て役ですね。 |
旅もそろそろ終わり。 出水さんがパリのミンくんからいただいたお土産のワインを 皆で飲んでしまいました。 芳醇な香りと味。 私はワインのことを何も知らないけれど このボトルのワインを飲んで フランスワインを見直してしまいました。 |
楽しかった旅の話が尽きません。 |
夕暮れのウィンブルドンハイストリート。 帰宅を急ぐ車が忙しそうです。 何気ない風景が絵になるのは 看板が控えめで電柱がないからですね。 |
夕食を取ったカフェレストラン。 壁面の写真のかけ方がランダムなのに 決まっていました。 |
毎朝美味しい朝食を作ってくれたMrs. Rooneyの ダイニングルームです。 天井が高く窓が縦長で大きいので とても広々と感じます。 イギリスの家の最大の魅力は 窓の素敵さにあると思います。 |
朝食のテーブルにはいつもアンティークリネン のクロスとナプキンが用意されていました。 食器ももちろんアンティークです。 アンティークが特別なものではなく 普段に惜しげなく使うところが おおらかでいいですね。 |
Mrs.Rooneyのキッチンのオーブンは 8口のバーナー付です。 これだけで彼女がお料理上手だと いうことがわかります。 |
イギリスのお料理はワンプレートに すべて載せていただきます。 今宵はチキンのクリームソース、 付け合せはグリーンピースでした。 これも典型的。 マッシュポテトの代わりに ソーセージをいただきました。 |
窓の素敵さについてまた一言。 ソファの後ろの窓は出窓になっています。 床から立ち上がるアルコーブ型なので 前にはたいていソファやテーブルが 置かれています。 外の景色もいいですね。 |
5月の末なのに肌寒い日が多かったけれど みなさん元気に旅をいたしました。 楽しい時間をありがとうございました。 |
旅のレポートも今回でようやくまとまりました。長々とお付き合いくださりありがとうございました!
ポタリーツアーは今年また10月に予定しています。秋のイギリスを堪能してまいります。
また皆様にご報告いたしますね。
2013年8月24日 荻野洋子